シミズ(ペイン)クリニックの神経ブロック注射でヘルニア治療
椎間板ヘルニアの痛みはある日突然ピークが来ました。
兆候となる右足のしびれは数年前から継続的に起こっていたのですが、筋肉痛と勘違いしており全く気にしていませんでした。
今回の記事はその恐怖のヘルニア体験を自分自身忘れないように備忘録として記しておきます。
僕が受診したのは下記の病院です。
兵庫県西宮市羽衣町5-3 シミズクリニック
TEL (0798)39-1215
椎間板ヘルニアの症状に悩んでおられる方は、少しは参考になるかと思いますので、長いですが最後まで読んでみて下さい。
椎間板ヘルニアはレントゲン検査では分かりません。レントゲン検査は神経が画像に映らないので分からないんですね。現実的に僕はレントゲン検査では悪い所見が全くありませんでした(痛みやしびれはありました)。
私は3月に、ある整形外科医院でレントゲン検査を受けたとき、椎間板ヘルニアでは無いと診断されましたが、阪急夙川駅すぐの清水ペインクリニックを受診して、紹介された芦屋市と西宮市の境辺りにある笹生病院でMRI検査だけを受けて、腰椎の3番目4番目5番目の3箇所に椎間板ヘルニアがあるという診断が7月1日に清水先生から出ました。
下記写真はそのMRI画像の一部です。
上の3つの椎間板が白い(正常)なのに対して、下の3つの腰椎(3.4.5番目)が黒くひしゃげて、縦に通っている1本の白く長い坐骨神経を押し込んでいるのが分かると思います。
僕の場合、この押し込みのレベルがかなり高いので、我慢出来ないレベルの激痛が発症したのだと思われます。
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2010年6月13日(日)~6月19日(土)
6月に入ってから腰痛が徐々にひどくなってきてきました。腰痛と言っても右足のしびれを伴っており、右足のしびれに関してはそれは腰痛と関連性があるとは思ってはいませんでした。
そのため、いつものように阪急西宮北口のコナミへ週に5回ほど通って運動していました。
しかし、この6月13日(日)あたりから徐々に痛みが増してきて、この日友人たちと飲み会の予定があったのですが、椅子に座っているだけでも辛い状態になってきていたので、ドタキャンしてしまいました。
13日(日)が日常生活にも大きな支障が出るくらいになった痛みのターニングポイントです。
この13日(日)を境に、朝起きれば痛みで起き上がれないほど痛みが強くなるという日々が続き、3日後の16日(水)の時点では起き上がることも出来ないくらいの激しい右半身痛に襲われることになったのです。
右足をほんの少し動かすだけでも右半身を中心に激痛が走り、這うこともままならない状態になってしまいました。
正直、この痛みがずっと続くのであれば生きていたくないと思うくらいの痛みでした。
もはや日常生活を行える痛みのレベルではなく、夜もほどんど眠ることが出来ず、整形外科や整骨院、カイロプラクティックなどに行くこともままならない日々でした。
痛みがピークの頃は整骨院に通うのも大仕事で、家の前でタクシーを拾っては時間を掛けて乗車し、直接病院へ着けてもらうということを繰り返していました。
僕自身、手術は一切考えなかったので、整骨院やカイロプラクティックなどで少しずつ回復していくと信じてタクシー代をその都度払ってでも通うしか方法はありませんでした。35年の人生で一番辛い日々でした。
そういう日々を数日過ごしていたのですが、6月19日(土)に転換点が訪れます。
その日は午前中から三宮のカイロプラクティックへ行くためにヨメさんに付添してもらいながらJRさくら夙川駅までタクシーで行き、(歩いて7,8分程度の距離なのですが。。。)三宮へ向かうために電車で移動していました。芦屋駅で確か西明石行きの快速急行に乗り換え、住吉駅がもうすぐという時に最悪の事態が起こりました。
電車内では座ることも出来ず、ただ扉付近に立って、つり革と手すりを持ちながら必死で痛みに耐えていました。
快速急行の停車駅であるJR住吉駅を目前にして、さくら夙川駅からずっと我慢していた腰と右半身の痛みがピークになり、あまりの痛さに何も考えることが出来なくなり、突然異常なほど汗が吹き出してきて、目の前が真っ白になりました。
目をつぶっては開きと、なんども確認したのですが、電車の窓の外や、座っている人たちも何も見えず、本当に目の前が真っ白な状態になりました。
今でも鮮明にその時の状況を覚えています。
目の前が真っ白になってもまだ意識はあったのですが、前に立って心配そうに顔を覗き込んでいたヨメさんには、
「やばい、もうすぐ意識がなくなるわ。気を失って倒れるわ。」
とだけ告げ、視界が何も見えなくなって、脳が自分のものでなくなり、全身の力が抜けそうになったちょうどその時にJR住吉駅に到着し、扉が開くのと同時に、そのまま駅のベンチに倒れこみました。
この時は何とかまだ意識はあって、すぐにヨメさんがポカリスエットとタオルを買ってきてくれ、休息を取ったので、少しずつ視界が戻ってきて、目の前が真っ白になった状態から時間を掛けて抜け出すことが出来ました。
「こんな状態になるんやったら生きてくのも嫌や」と思っていたのですが、その時ヨメさんがどこかに電話をしていて、急遽夙川駅に戻って駅近くの清水ペインクリニックというところに行くからと言われました。インターネットや友人からなど、色々探し回ってくれていたようです。
場所は下記のグーグルマップのところです(西宮市羽衣町5-3)。
山手幹線の反対側には僕のクライアント様である山王先生の美容外科クリニックがあります。
土曜日でさくら夙川駅に着いたときはすでに12時を廻っていて診察受付時間は過ぎていたのですが、ヨメさんが状況を説明してくれて快く診察して頂けることになりました。受付の方の感じが良くてそれにも救われました。
さくら夙川駅からすぐさまタクシーに乗り、夙川駅前の山手幹線沿い南側にある清水ペインクリニックに到着しました。
タクシーのおじさんが言うには、大阪南部方面からもよくこのクリニックに来られる方がいるそうです。
そのため、クリニックの前の山手幹線は患者待ちのタクシーやご家族などの車がいつも停まっています。
到着して早速診察してもらい、清水先生に状況を話すと、
「何でこんな状態になるまで放っておいたん?これからどうするつもりやったん?」と怒られました。
とりあえずは痛みが激しいので、注射を打つということになり、これが僕とブロック注射との初めての出会いになったのです。
2010年6月20日(日)~7月24日(土)
この日から、1ヶ月後の7月24日(土)までは、週に2回、清水ペインクリニックに通って、腰の中心部にブロック注射を打つという治療が始まりました。僕自身、ブロック注射という存在は全く知らず、ヨメさんが調べて連れてきてくれて初めて知ったのです。
腰痛に悩まされていても、ブロック注射のことを知らない方は多いと思います。
また、痛み止めという「一時しのぎの治療」だと思っていらっしゃる方が多いと思います。
腰痛(椎間板ヘルニア)の治療は保存療法と手術しか無いと思っている方に是非知ってもらいたいのが、僕がこの2ヶ月打ち続けたブロック注射療法のことなのです。
保存療法というのは腰痛運動したり、骨盤体操したり、現状の腰痛をこれ以上悪くさせないために維持もしくは現状以上の回復を目指す治療です。
手術は椎間板ヘルニアの状態がどうしようもないほど悪い時に行うものですが、手術をした部分は結局は同じように椎間板ヘルニアが再発する可能性が高いですし、椎間板内の髄核という組織を切り取るということでカラダのバランスを崩すため、自分の体の自然治癒力を信じて手術以外の選択肢がない場合のみ行うほうが良いと思います。
さて、この僕が行っているブロック注射療法ですが、僕の場合は椎間板ヘルニアの症状なので、腰の椎間板ヘルニアに限定した内容ということをあらかじめ理解していただいた上で読み進めて下さい。
椎間板ヘルニアと言うのは時に激しい痛みを伴います。
その痛みのせいで僕もそうでしたが、痛みのこと以外何も考えられないと言うレベルまで痛みが来ます。
そうなってしまうと、日常生活を普通に送ることは出来ません。
食欲もなくなりました。
痛みに耐える以外のことをして過ごす意欲がなくなってしまうのです。
そのレベルまで行かないにしても、かなり痛いと思うレベルの腰痛であれば、日常生活や仕事面でもかなりの支障が出てきます。
そうなると、腰痛運動や骨盤体操、ヨガなどの保存療法も出来ず、家でうずくまってただひたすら痛みに耐える以外に何も出来なくなってしまいます。
かと言って、一時的な痛みの可能性もあるので、すぐに手術ということにはならないと思います。
手術をしてしまえば、一生痛みと手術の繰り返しになることは多くの方が知っています。
僕が行っている神経ブロック注射療法というのは、右半身のしびれの原因である腰椎部分に、注射を打ち、一時的に神経の伝達経路を麻痺させてしまうものです。
局所麻酔薬などを使用して一時的に知覚神経や交感神経を麻痺させる方法です。
そのため、ペインクリニックは「痛みの専門病院」とも言われています。
痛みさえ無ければ、普通に動けますし、人間は運動して体の機能を使わなければ日に日に筋肉や身体の至る所が弱ってくるので、痛みを止めるというのは非常に大事なことなんです。
僕が清水ペインクリニックに通ってどういう事をしているかというと、神経ブロック注射を打つベッドにパンツを腰の部分までずらして、うつ伏せになります。
その後、清水先生が近況や痛みの状況などを問診して下さり、そのまま注射を打つという流れです。
始めに1発、「パン!」と腰に空気銃を打たれるような音とチクッとした痛みのあるものを打って、その後、腰の中心部に針を刺して注射器で薬を流しこんでいきます。
注射は下記写真の部分に打ち、麻酔注射なので、打った後、シミズクリニックのベッドで4回に分けて血圧と心拍を計りながら1時間安静にします。
1時間安静に寝て過ごしてからでないと帰れません。

僕が6月19日(日)に初めて清水ペインクリニックに行ってその神経ブロック注射を打ったときは、自分自身の右半身のしびれが激痛だったということもあり、注射自体も激痛でした。
注射の針をさして抜くまでの間、ベッドの側面をぐっと手で握りしめて必死で耐えるような感じです。
しかし、神経ブロック注射を治療開始の最初の2週間で4回も打つと、何とか立ったり座ったり、日常生活が行えるようになってきました。
痛みがそれほどではない人は、1回だけの注射でもかなり効き目があるそうです。
注射は保険が効いて1回3,000円もしないので、僕は注射を打つ日がこの2ヶ月は毎日待ち遠しく過ごしていました。
注射は痛いのですが、注射を打った後は、打つ前より少し足のしびれがましになっているのが分かったので、本音を言うと毎日でも打って早く治してしまいたいと思っていました。
ペインクリニックの神経ブロック注射はどのような治療か?
清水ペインクリニックには、受付カウンターの前にペインクリニックに関する本が何冊か置かれています。いつも予約者で満員なので、僕は割と早めに来て、ペインクリニックに関する本を読むことが多いです。
先生と話すだけでは時間が足りないので、その本からペインクリニックのことをもっと勉強しようと思い、色々知識を吸収しました。
ここからはペインクリニックで行う神経ブロック注射というものがどのような治療であるかを書いておきたいと思います。
椎間板ヘルニアの痛みは時には何も手に付かないほどの激痛を伴います。僕の場合がそうでした。
そのため、痛みが激しい時は、神経ブロック注射を打たなければ、整形外科や整骨院で治療を行ってもすぐに治るものではありません。
結局は自分の免疫力でヘルニアは治るものなのです。
時間を掛けて自分自身で直していくしか方法はないのです。
椎間板から飛び出たヘルニアは、身体が異物とみなして自身の血球がパクパク食って、無くしてくれるのです。
ただ、その血球がヘルニアを食い尽くしてくれるまでは3ヶ月~1年位かかったりするので、その期間は痛みに耐える以外のことが出来ない生活を強いられます。
つまり、ヘルニアが自分の血球によって全部食べられるまでの期間を1年とするとその期間は運動も何もできず、もちろん仕事も出来ないので、1年間は完全に無駄に失われます。
さらに、その1年間ほぼ寝たきり状態で過ごしたため、体の機能が衰えていますので、その復活のためのリハビリにさらに3ヶ月や半年くらいは掛かります。
その後、ようやく社会復帰できるので、時間的なロスは多大なものになります。
なにより、多くの方は仕事をしないわけにはいきません。
痛みに耐え続けるということは、人間にとって耐え難い苦痛の時間を過ごさなければならないことです。
痛みが激しく出ているときは、姿勢も悪いままですので、どこか他のところに負担をかけてしまいます。
いずれにせよ痛みを我慢し続けて良いことは一つもありません。
その反面、少し頑張って神経ブロック注射を何回か打つと、症状は悪いままでも痛みは少しずつですが、確実に消えていきます。
その間は普段の社会生活を送ることが出来ますので、寝たきりになることもなく、また、回復後に別途リハビリ期間を設けること無く短期間で日常に復帰できるのです。
僕の場合がまさにそれで、6月の痛みのまま神経ブロック注射を打っていなければ、今も同じような症状で苦しんでいるはずです。
家の中で動くこともままならず、寝ることも困難を極めていたと思います。
ペインクリニックの神経ブロック注射に出会って、仕事も1週間程度ロスしただけで、何事もなかったように今では生活できるところまで来ています。
痛みとしびれはまだ取れきっていないので、今は週に1回清水ペインクリニックに通っています。
もし、神経ブロック注射にあの時出会っていなかったらと思うとぞっとします。
本当にヨメさんと土曜日の受付時間外に僕を受け入れて1時半過ぎまで問診・治療して下さった清水先生には感謝しても感謝しきれ無いくらい助けられました。
2010年7月25日(日)~8月20日(金)
今日も朝から神経ブロック注射を打ってきました。6月の頃に比べると痛みがかなり治まってきていますので、注射自体もほとんど痛くなくなってきました。
元々は麻酔注射なので、痛みがなければ、針を刺すという注射自体の痛みはありますが、注射の成分が神経を刺激するような激しい痛みは全くありません。治ってきている証拠です。
今日で15回目の注射でした。ついに、ほとんど注射の痛みを感じないほどにまで回復してきました。僕にとっては長い戦いでした。
そのため、先週からまたコナミスポーツに通うのを復活させて、軽いレッスンであるヨガや自力整体といったスタジオプログラムでリハビリと知識吸収を兼ねて週に3回ほど通っています。
清水先生にも、2週間ほど前から、どんどん体を動かしていくようにと指導して頂いていますので、それに沿って軽い運動を開始しています。
痛みが減少して行き、仕事にも今まで以上にやる気が出てきましたし、健康な体に感謝する気持ちが湧いてきています。
何よりもこの痛みのある期間に、多くの方に助けて頂き、いろいろな人の優しさに力をもらいました。
これからもう少しは回復に向けて重要な期間ですので、おそらくあと1ヶ月くらいと思うのですが、姿勢に注意し、重いものを持つときは腰を落として荷物を体に近づけて持ち上げるなど、細心の注意を払って、この一つしかない体を大事に使っていこうと思いました。
8月20日(金)以降の経過につきましては、このブログ記事の続きにまた更新という形でアップし状況報告を致します。
僕と同じような椎間板ヘルニアで苦しんでいる方や、慢性的な腰痛の方に、同じような苦しみを味わってもらいたくないので、ぜひあなたの治療の一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?
清水先生は、患者さんの話をよく聞いてくれ、明快な受け答えと、将来が明るくなるような言い回しで患者さんを勇気付けてくれます。
僕のブログでこの治療法を紹介させて頂いていいですか?と聞くと、よろしくお願いします!と快くOKを下さりました。
西宮市近辺で椎間板ヘルニアにお悩みの方はぜひ先生に一度相談してみて下さい。
いつも満員なので、先に電話で予約しないと、当日受診は厳しいと思いますので、注意して下さい。
2010年8月21日(土)~2011年5月6日(金)
2011年5月6日(金)をもちまして、無事にブロック注射を卒業致しました。今後は腰への負担に注意しながら生活を送って行って、万が一痛みが再発するようならまた注射を打つことにします。
清水先生、11ヶ月もの間ありがとうございました。
一度昨年11月に注射を1ヶ月空けた時がありまして、その時は痛みがもどるような状況になったのですが、その後2週間に1回のペースで3月まで注射を打ち続けました。
4月、5月と1ヶ月に1回打つだけでそれほど痛みの戻りがなく、日常生活には何の差支えも無くなったので、晴れてブロック注射の卒業となりました。
思い起こしたくないですが、思い起こせばとんでもない痛みでしたが、無事に普通の状態にほぼ戻れて良かったです。
若干右足にしびれを感じることがありますが、ほとんど無いと言っても大丈夫な状態です。運動も割と激しめのものを週に3回~4回出来ています。
さあ、姿勢に気を付けて今日も仕事頑張ります!(追記は2011年5月10日です。)
兵庫県西宮市羽衣町5-3 シミズクリニック
TEL (0798)39-1215
URL http://www.shimizuclinic.com








